シリアカヒヨドリは、国際自然保護連合(IUCN)の種の保全委員会が定めた『世界の侵略的外来種ワースト100』の一つに選ばれている鳥です。 熱帯のアジアが原産です。 1950年代の中頃にオアフ島で無許可に放されたことがあって以来、オアフ島では外来種として定着していて、農作物に深刻な被害を与えています。 カウアイ島、ハワイ島、モロカイ島、カホオラヴェ島での目撃情報もまれにあります。 オアフ島以外の島での目撃情報は、すぐにハワイ州の Department of Land and Natural Resources に報告されるべきです。 全長21cm。 雌雄同色。 日本語名にも英語名にもあるとおり、赤色のお尻が大きな特徴です。 頭部は黒色で、短い冠羽があります。 体は上部も下部も黒色で、腹部はやや明るい色です。 果実や虫を食べるほか、トカゲを食べることもあります。 また、オーキッドのつぼみを貪り食うことでも知られ、オーキッドを育てている人たちにとってもやっかいな存在です。 電線や木の枝などに止まっている姿をよく見ることができます。 都市部だけでなく、山間の森にも多く生息しています。 繁殖は通年行われ、大きな木に巣を作り、2~4個の卵を産みます。 日本語名:シリアカヒヨドリ 英語名:Red-vented Bulbul 学名:Pycnonotus cafer 分類:ヒヨドリ科(Pycnonotidae)シロガシラ属(Pycnonotus) その他:外来種 powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...