チョウショウバト

チョウショウバト

チョウショウバト

 
チョウショウバトは、小型のハトで、ハワイで最も一般的に見られる鳥のひとつです。
1922年にオーストラリアからハワイに持ち込まれたそうです。
今日では、ハワイの主要な島々の海岸から標高1,200mまでの地域に広く生息します。

 

全長20cm、雌雄同色。
体は灰色から茶色まで、個体によって違います。
目と嘴の周りは青みを帯びています。
普段は主に植物の小さな種子を食べますが、人の食品も食べます。
繁殖は通年行われ、1~2個の卵を多い時で年に5回産みます。

英語名はゼブラ・ダブ、つまりシマウマバトです。
これはこのハトの首から胸にかけて入っている縞模様から付けられた名前です。
日本語名にある長嘯(ちょうしょう)とは、声を長く引いて詩や歌を吟じることですから、このハトの連続した鳴き声からつけられたのでしょうか。
チョウショウバトのスタッカートの鳴き声は、今日のハワイでは朝の代表的な音のひとつです。
人にとても慣れていて、人の足下まで来てもあまり逃げず、食べ物を目当てにレストランのテラス席のテーブル上にやってくることも珍しくありません。

 

日本語名:チョウショウバト
英語名:zebra dove, barred dove
学名:Geopelia striata
分類:ハト科(Columbidae)チョウショウバト属(Geopelia)
その他:外来種


こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。