ブーゲンビリアは、中央アメリカや南アメリカが原産の低木です。ハワイでは民家の生け垣、ビルのフェンス、ホテルなどにたくさん植えられているほか、レイにも使われ、人気があります。愛好家の間では、「bougies」という愛称でよばれることもあります。
ハワイには今から約200年ほど前に入ってきたと考えられています。ハワイでは主にB. glabrasとB. spectabilisの2種と、多くのハイブリッド種があります。白い小さな花を取り巻く紫、赤、ピンク、オレンジ、白などのたいへん鮮やかな色の葉(包葉)が印象的です。包葉は、原産地に生息するハチドリ(ハミングバード)を誘うために、このような鮮やかな色に進化したのだと言われています。品種によっては、まるでネオンのように鮮やかなピンク色のものもあります。
ブーゲンビリアという名前は、18世紀にB. spectabilisをブラジルのリオデジャネイロで見つけたフランス人航海者、ルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィル(Louis Antoine de Bougainville、1729–1811)にちなんで付けられたのだそうです。
日本語名:イカダカズラ
ハワイ語名:―
英語名:bougainvillea
学名:Bougainvillea spp.
分類:オシロイバナ科(Nyctaginaceae)イカダカズラ属(Bougainvillea)
その他:外来種(alien)
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「画像1」ブーゲンビリア
「画像2」ブーゲンビリア
「画像3」ブーゲンビリア