ハワイ大学はまた卒業式の季節となり、キャンパス構内も人がまばらになってきました。この時期にキャンパスを歩いていると、必ず靴底にくっついてくるものがあります。それはモンキー・ポッドの種。モンキー・ポッドは日本 記事を読む...
リム・カヒリ(ラッパモク)の話
リム・カヒリ(ラッパモク)の話 今年もメリーモナークが終わりました。通っている小学校のアフタースクールでフラを習っている長女は、毎年メリーモナークを楽しみにしているのですが、今年は特に彼女のフラの先生が出場するということ 記事を読む...
プナホウカーニバルの話
この前の週末、ハワイは嵐で記録的な大雨が降りました。強風でカピオラニコミュニティカレッジで行われていたイベントの大型テントが崩れてけが人が出たり、木がなぎ倒されて道路が閉鎖されたりと、各地でその影響が見られました。その前 記事を読む...
トランプ新大統領の話
ここのところハワイでは強風が吹き荒れることが多く、我が家の窓も割れるんじゃないかというくらいガタガタいう時があります。私の研究室仲間は、借りている家の屋根が吹き飛んでしまい、冗談交じりに「寝室に雨が降ってくるわー。」と嘆 記事を読む...
アマウ
アマウは、ハワイの溶岩地帯や湿った森に自生するシダです。6種あり、そのすべてがハワイ固有種です。6種のうち4種は中~大型の木生シダで、残りの2種は小型のシダです。昔のハワイ人は、アマウの幹や若い葉から、赤色の染料を作りま 記事を読む...
Rapid ‘Ohi‘a Death (オヒアの病気)の話
最近のハワイは雨が多く、うっかり普通の靴を履いてハワイ大学に行こうものなら絞れるくらい水に浸かってしまうような毎日です。ハワイの人はちょっとの雨なら傘をささず、雨に濡れたまま歩きますが、さすがにハワイ大学の学生はこの時期 記事を読む...
ロウル
ロウルはハワイ固有のヤシの木です。19種あり、その一つ一つがカウアイ島、オアフ島などの単一の島のみに分布する固有種です。古生物学の研究によると、ロウルは、古代ハワイの海岸から標高の高い湿った森まで数多く生育していたそうで 記事を読む...
ハワイ大学が公認の樹木園に認定された話
皆さんはハワイ大学マノア校のキャンパスにいらっしゃったことはありますか?大学内の売店に行くと、毎日日本からの観光客の方にお会いするので、観光スポットとしても人気なのではないでしょうか。雨に恵まれたマノアにあるこの校舎には 記事を読む...
イリアヒ(ビャクダン、サンダルウッド)その2
イリアヒ(ビャクダン、サンダルウッド)その1の続きです。 S. haleakalaeは、ハレアカラー(Haleakalā、マウイ島)の乾燥した裾野(標高1,900~2,700m)のみに分布する、高さ2~4mの小高木です。 記事を読む...
タコノマクラの話
私が子供の頃、海の生き物の図鑑で面白い形の生き物を見ては、「これはどうしてこんな形をしていて、中身はどうなっているんだろう?」と思いを馳せていました。そんな生き物の一つがタコノマクラ。薄っぺらい体の表に花のような模様があ 記事を読む...