ワイメア・バレー(3)の続きです。
広大な植物園は、種類(ハイビスカス、ジンジャーとヘリコニア、サトイモ科、パイナップル科、etc)や、地域(ハワイ、マレーシア、グアム、小笠原、etc)ごとに41のゾーンに別れていて、世界中から集められた植物は、約5000種にのぼります。
入場料を払うときに、地図入りのパンフレットをもらうことができます。
すべてをじっくり見てまわるにはかなりの時間を要しますので、時間に限りがある場合は、この地図を頼りに興味があるゾーンを見つけて行くのもよいでしょう。
途中、右手に古代ハワイの集落(カウハレ)跡があります。
このカウハレは、1970年代の中頃に発掘されたもので、カパ布を作るときに使う器具や、ハワイ人達の主食であったポイ(タロイモのペースト)を作るための杵などもこのエリアから出土しています。
カウハレでは、男性の家、女性が仕事に使う家、台所、寝るための家、豚や犬を入れるおりだったと見られる囲いなどの跡が見つかっています。
入り口から1kmほどで滝(ワイメア・フォールズ)に到着します。
滝にはライフガードがいて、泳ぐこともできます。
トレイルは、滝までで終わりです。帰りは来た道を戻ります。
おわり
場所:ハエナ(カウアイ島)
コース:往復
往復距離:2.4km
こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。