sh_131116_image_01ホンセイインコは、アフリカ中部、アフリカ北東部、インド、ネパール、ミャンマー、スリランカなどに分布するインコです。ハワイでは、飼われていたものが逃げ出して野生化し、特にオアフ島とカウアイ島に多く生息しています。マウイ島とハワイ島でも少数確認されています。日本でもハワイと同じようにかご抜けしたものが東京などで野生化しています。

ホンセイインコ

ホンセイインコ

全長約41cm。体は黄緑色。青緑色の長い尾と、よく目立つ赤い嘴が特徴です。雄には嘴から後頸にかけて黒い輪があります。未成鳥の嘴は黒色です。ハワイではトウモロコシ、ライチ、パパイヤなどの農作物を食べる害鳥とされています。民家の庭に植えられているピーマンをも食べるそうです。他のインコ類と同じように、木の空洞部に巣を作ります。夜はロイヤル・パーム(ダイオウヤシ)をねぐらにするのを好みます。

カピオラニ公園

カピオラニ公園

カウアイ島ではコロアからハナペペの間や、リフエなどで見られます。オアフ島ではカピオラニ公園、ハワイ大学マノア校、フォスター植物園、カピオラニ・コミュニティ・カレッジ、カイムキなどの住宅地で「ギーギー」と鳴きながら数羽の群れで飛んでいる姿や、アイアンウッドやマンゴーの木などに数羽で止まっている姿が見られます。

日本語名:ホンセイインコ(本青鸚哥)
ハワイ語名:―
英語名:Rose-ringed Parakeet
学名:Psittacula krameri
分類:オウム科(Psittacidae)
その他:外来種(alien)

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「画像2」

「画像3」カピオラニ公園