トラフザメ

トラフザメ

以前サメのお話をさせて頂きましたが、サメにもホオジロザメのような人を襲うサメから、ジンベエザメのように大きいけどプランクトンを食べるサメまで、色々な種類があります。その中で私が一番好きなのはやはりジンベエザメなのですが、2番目に好きなのがトラフザメというサメです。そこで今回は、このトラフザメのお話をさせて頂きたいと思います。

(画像2) ワイキキ水族館のトラフザメ

(画像2) ワイキキ水族館のトラフザメ

トラフザメは軟骨魚類網テンジクザメ目トラフザメ科トラフザメ属に属するサメです。特徴的なのは成体の体表の斑点で、ヒョウ柄のような模様をしています。また、背側に5本の隆起線があり、尾ビレが他のサメに比べてとても長いので、体をうねらせるような独特の泳ぎ方をします。目が小さく、そのため顔がとても可愛く見えるのです(少なくとも私にはですが・・・)。

サンシャイン水族館でダイバーと泳ぐトラフザメ

サンシャイン水族館でダイバーと泳ぐトラフザメ

トラフザメは夜行性で、昼間は海底であまり動かずにじっとしていますが、夜になると餌の貝類やエビ・カニなどを捕るために活発に動きます。おとなしくて人を襲う事がほとんどないため、ダイバーにも人気があります。また飼育も簡単なので水族館でもよく見られ、ワイキキ水族館にもいます。サンシャイン水族館では、ダイバーのお姉さんがトラフザメに抱きついて泳いでいるのがすごく可愛かったです。私もトラフザメに抱きついてみたいな、と思ってしまいました。