コアエ・ケア(シラオネッタイチョウ)

コアエ・ケア(シラオネッタイチョウ)

コアエ・ケア(シラオネッタイチョウ)は、長く伸びた白い尾羽を持つ美しい海鳥です。ハワイ語名のコアエ(koa’e)は、ネッタイチョウの総称で、ケア(kea)は白という意味です。同じくハワイに生息するネッタイチョウで、尾羽が赤いアカオネッタイチョウは、ハワイ語でコアエ・ウラ(Koa’e ‘ula)といいます。ウラは赤という意味です。

 

ワイメア渓谷(カウアイ島)

ワイメア渓谷(カウアイ島)

熱帯、亜熱帯の島に広く分布します。ハワイでは主要6島すべてに生息し、ウィンドワード(貿易風の風上側)の岸壁や内陸の渓谷などで見られます。カウアイ島のワイメア渓谷やハワイ島のキラウエア・カルデラなど、海鳥の生息地とは思えないほど海から離れた場所を飛んでいる姿も見られます。全長76cm。体は白色で、目の前後、翼の上面、背中に黒班があります。

 

コアエ・ケア(シラオネッタイチョウ)

コアエ・ケア(シラオネッタイチョウ)

海中にダイブして魚やイカを捕ります。繁殖期は3月~10月。海岸から内陸にかけての断崖の割れ目や穴に営巣するため、ハワイの海鳥の減少の一因となっている天敵のネズミ、ネコ、マングースなどは近づきにくいようです。人もなかなか巣に近づくことができないので、ハワイの本種の繁殖の生態については詳しくわかっていません。

日本語名:シラオネッタイチョウ(白尾熱帯鳥)
ハワイ語名:Koa’e kea
英語名:White-tailed Tropicbird
学名:Phaethon lepturus dorotheae
分類:ネッタイチョウ科(Phaethontidae)
その他:ハワイ在来種(indigenous)