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マンタの話

品川アクアスタジアムのマンタ 5月に訪れた品川アクアスタジアムの写真を整理していたら、皆さん、テレビなどで一度はマンタの映像を見られたことがあるのではないでしょうか。 水の中を羽ばたくように泳ぐ姿はとても優雅ですよね。 そこで今回は、このマンタのお話です。   マンタは日本語ではオニイトマキエイとも呼ばれる、トビエイ目トビエイ科のエイの一種です。 英語名はManta Ray(マンタ・レイ、rayはエイのこと)です。 熱帯・亜熱帯に生息し、日本でも石垣島周辺で見ることができます。 世界最大のエイで、横幅は平均で3~5m、大きいものでは8m、体重は3トンにもなります。 羽ばたくようにして使っている翼情のものは実は胸ビレです。 頭の先端に頭鰭(とうき)というヒレがあるのも特徴の一つ。 大きな体の割にプランクトンを主食としているところは、世界最大のサメであるジンベエザメと同じですね。 ジンベエザメと同様、大きな口で海水ごとプランクトンの集団を吸い込み、プランクトンだけを濾し取って海水はエラから排出します。   私はまだ野生のマンタを見たことはありせんが、還暦を過ぎてからダイビングのライセンスを取得した母は遭遇したことがあるそうで、それはそれは感動したそうです。 私も一度生で見てみたいような気はしますが、専門が海洋生物のくせに、実は水中でアオウミガメ以上の大きな生き物を見るのはちょっと怖いのです。 やっぱり水族館でじっくり見るほうがいいですね。 powered by Aloha Sound(ハワイアンミュージックダウンロードサイト) ライター:Mahealani 東京生まれ、東京育ち。幼少の頃、家族で夏を海辺で過ごすことが多かったおかげで海の生き物に興味を持つ。当時の愛読書は学研の海の生き物図鑑。遊園地よりも水族館が好きだった(現在も)。日本で某理系大学卒業後しばらく社会人生活を送っていたが、観光で訪れたミッドウェイ環礁で出会った研究者達に触発され、復学を決意。海洋生物学を学ぶためハワイ大学に編入。卒業後大学院に進学し、結婚・出産後も子育てしながら学生生活を満喫中。専門は海藻、特にハワイのアオウミガメの食べる海藻について研究中。プランクトンからクジラまで、大好きな海の生き物たちの話を皆様とシェアできたらと思っております。...

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ハワイのトレイルその16~サーストン・ラバ・チューブ(ハワイ島)

トレイル ラバ・チューブの内部 アパパネ サーストン・ラバ・チューブは、ハワイ火山国立公園の中でも多くの人が訪れる場所の一つです。 国立公園の入園ステーションをすぎてすぐ左に曲がり、クレーター・リム・ロードをしばらく進んでもう一度左折し、キラウエア・イキ・オーバールックをすぎるとすぐに駐車場があります。 サーストン・ラバ・チューブの入り口は、駐車場のすぐ向かいにあります。     トレイルはループになっていますので、入り口から左右どちらにでも行くことができます。 トレイルを進むとやがてラバ・チューブ(溶岩チューブ)の入り口に到着します。 数百年前に溶岩が流れた後にできたこの溶岩チューブは、1913年に地元の新聞出版者であるローリン・サーストンによって発見されました。 数分でラバ・チューブは終わり、再び外に出ます。 やがて元来た場所に戻りループの終了です。   ハワイ火山国立公園の中でも特に人気のある場所ですので、昼間は車や観光バスがやってきて多くの人で賑わいます。 鳥の声が響き渡る静かな雨林を味わいたい人は、早朝に行くことをお勧めします。 高い確率でアパパネ、アマキヒ、エレパイオ、オマオ等の野鳥の姿をみることができるでしょう。   場所:ハワイ火山国立公園(ハワイ島) コース:ループ ループ距離:0.5km 高低差:15m powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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タカアシガニの話

エプソン品川アクアスタジアムのタカアシガニ 5月に日本に帰った際に品川のエプソンアクアスタジアムに行ったことは以前お話ししました。 アクアスタジアムにはタカアシガニが展示されているのですが、私は子供の頃、水族館でタカアシガニを見ると何となく怖かった覚えがあります。 今回は、このタカアシガニのお話です。   タカアシガニは十脚目クモガニ科タカアシガニ属に属する節足動物です。 主に日本近海の深海に生息しています。 現生する節足動物の中で最大の生き物で、名前の通り足が非常に長いのが特徴です。 面白いのは、オスの成体のハサミの付いている足が、他の足より長くなることではないでしょうか。 このハサミの付いている足を広げると3m以上になることも。 それに比べて甲羅自体は40cm程度ですので、いかに足が長いかわかります。   アクアスタジアムのタカアシガニを見ながら、なんで子供の頃怖かったのかを考えていました。 思い当たる理由は3つ。 一つは、やはりその大きさでしょう。 子供なら、自分より大きなカニはやっぱり怖いのではないでしょうか。 二つ目は、普段海で見かけるカニとは明らかに違うその容姿。 特にハサミの足が長いのが、水槽の外の自分にも届きそうで嫌だったのです。 そして最後は、深海の生き物ということで、私のよく行っていた水族館のタカアシガニの水槽が薄暗かったこと。 この3つの要素が合わさって、子供の私にタカアシガニは何となく怖い生き物というイメージを植え付けたのではないでしょうか。 今でも、海の中では遭遇したくないですね。   powered by Aloha Sound(ハワイアンミュージックダウンロードサイト) ライター:Mahealani 東京生まれ、東京育ち。幼少の頃、家族で夏を海辺で過ごすことが多かったおかげで海の生き物に興味を持つ。当時の愛読書は学研の海の生き物図鑑。遊園地よりも水族館が好きだった(現在も)。日本で某理系大学卒業後しばらく社会人生活を送っていたが、観光で訪れたミッドウェイ環礁で出会った研究者達に触発され、復学を決意。海洋生物学を学ぶためハワイ大学に編入。卒業後大学院に進学し、結婚・出産後も子育てしながら学生生活を満喫中。専門は海藻、特にハワイのアオウミガメの食べる海藻について研究中。プランクトンからクジラまで、大好きな海の生き物たちの話を皆様とシェアできたらと思っております。...

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ハワイのトレイルその15~マノア・フォールズ(2)

アカハラシキチョウ マノア・フォールズ・トレイル マノア・フォールズ マノア・フォールズ(1)の続きです。     トレイルでは、ククイ、ハウ、カエンボク、グアバ、マウンテン・アップルなどの木が生い茂っています。 また、アカハラシキチョウの美しい歌声を聞いたり、姿を見ることもできるでしょう。 アカハラシキチョウは、ヒタキの仲間で、全長23~28cm。 黒い羽、長い尾、オレンジ色の腹部と大きくてメロディアスなさえずりが特徴です。 オアフ島には、1940年にマレーシアから持ち込まれました。     入り口から1.6kmほどで滝に到着します。 滝の水量は、そのときの雨量によって大きく変わります。 雨が少ないときにはわずかに水が滴っている程度の場合もあります。 雨がたくさん降ったあとには立派な滝が出現します。     滝の眺めを楽しんだ後は、帰りは、来た道を戻ります。 滝の50mほど手前に分岐点があり、左にトレイルがあります。 多くの人がこの先がどうなっているのか気になって少し進んでみたりしますが、このトレイルはアイフアラマ・トレイルといって、 ずっと進めばタンタラス山やヌウアヌ・オーバールックに行くことができますが、 ちゃんと道を知っている必要があります。   おわり   場所:ホノルル(オアフ島) コース:往復 往復距離:3.2km 高低差:119m powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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フナムシの話

フナムシのいないハワイの岩場 本日も成分分析のために海藻を採りに行ってきました。 海藻が多く生えているのは主に岩場なので、私達が行くのも砂浜のビーチよりは岩場の海です。 ハワイの海で岩場に行くといつも何かが足りない感じがするのは、日本では岩場に必ずいる“あの生き物”がいないから。 “あの生き物”とはそう、フナムシのことです。 今回はこのフナムシのお話をさせて頂きたいと思います。   フナムシはエビやカニと同じ甲殻類に属する生き物で、熱帯から温帯の岩場の海岸に群れをなして生息しています。 しかし、素早い動きと、黒光りする見た目がゴ○ブリに似ているため、エビやカニのような人気はありません。 私も子供の頃、岩場を歩く度に一斉にササーッと逃げて行くフナムシが大の苦手でした。 多分今でも日本で岩場を歩くことがあったら、フナムシを怖がっているんじゃないかと思います。 ゴ○ブリの多いハワイに住んでいても、やっぱりゴ○ブリはいつ見ても怖いですし・・・。 ちなみにフナムシの英語名は“wharf roach” (波止場のゴ○ブリ)。 日本以外でもやはり嫌われ者のようです。   冒頭でも触れましたが、幸いなことにハワイにはフナムシはいません。 なので何も心配せずに岩場を歩き回ることができます。 しかし最近、フナムシのいない海に何となく物足りなさを感じていたりするのです。 久しぶりに、岩場であの素早い動きを見てみたいような気がしないでもない、かな。 powered by Aloha Sound(ハワイアンミュージックダウンロードサイト) ライター:Mahealani 東京生まれ、東京育ち。幼少の頃、家族で夏を海辺で過ごすことが多かったおかげで海の生き物に興味を持つ。当時の愛読書は学研の海の生き物図鑑。遊園地よりも水族館が好きだった(現在も)。日本で某理系大学卒業後しばらく社会人生活を送っていたが、観光で訪れたミッドウェイ環礁で出会った研究者達に触発され、復学を決意。海洋生物学を学ぶためハワイ大学に編入。卒業後大学院に進学し、結婚・出産後も子育てしながら学生生活を満喫中。専門は海藻、特にハワイのアオウミガメの食べる海藻について研究中。プランクトンからクジラまで、大好きな海の生き物たちの話を皆様とシェアできたらと思っております。...

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ハワイのトレイルその15~マノア・フォールズ(1)

マノア・フォールズ・トレイル ライアン樹木園 トレイルの入り口付近 ハワイ大学のマノア・キャンパスがあることで知られる、 マノア・バレーの奥部にあるトレイルです。 トレイルの最終地点には滝(マノア・フォールズ)があります。 ワイキキからトレイルまで車で15分程度で気軽に行けるので、 観光客にも人気のあるスポットです。 アラモアナ・センターから5番バスで行くことも可能です。 コースはファミリー向けで、所要時間は往復一時間ほどです。 大変人気のあるハイキングコースなので、 人が少なくて駐車場も空いている早朝に出かけるのがベストでしょう。     トレイルの入り口近くには、ライアン樹木園 (Lyon Arboretum)という、ハワイ大学が管理している広大な植物園があります。 ここもお勧めの場所ですのでまた別の機会に紹介したいと思います。     パーキングロット近くにあるトレイルの入り口からスタートしてすぐ、アイフアラマ・ストリームにかかる小さな橋を渡ります。 ここから先は、道がぬかっていて滑りやすいことも多いので、足下に注意が必要です。 トレイルは、ワイヒ・ストリームの渓流沿いの熱帯雨林のなかを進みます。   (2)につづく powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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アオウミガメの話

ハワイのアオウミガメ この夏はオアフ島のあちこちで成分分析のために海藻を採取しています。 通常はスノーケリングをして採るのですが、ここのところ毎回お目にかかっているのがアオウミガメです。 海の中で泳ぐウミガメを見ると、その日はすごくラッキーな気がします。 今までにも何回か登場していますが、今回はアオウミガメのお話です。   アオウミガメは、ここハワイで最も頻繁に見られるウミガメです。 成長すると甲羅の長さが1mくらい、体重は200kg以上になります。 調査や保護のためにたまにウミガメを運ぶお手伝いをすることがありますが、成体はとても一人では持ち上げられません。 成体は草食で、海草もしくは海藻を主食としています。 ハワイは海草が2種類しか無く、生えているところも限られているので、ほとんどのアオウミガメが食べているのは海藻です。 アオウミガメと呼ばれるのは、草食のせいで体内の脂肪が緑色だからです。   ノースショアなどでは、アオウミガメが陸に上がってお昼寝をしている姿がよく見られますが、これはウミガメが変温動物なので日光浴で体温を上げるために行っています。 それを裏付けるのに、水温が低い日にはより多くのウミガメが日光浴をしているのが分かっています。 ちなみに、日光浴中のウミガメを見かけたら、お昼寝の邪魔をしないようにあまり近付かないようにしましょう。 ハワイのウミガメは連邦政府の絶滅危惧種保護法とハワイ州の法律によって保護されています。   powered by Aloha Sound(ハワイアンミュージックダウンロードサイト) ライター:Mahealani 東京生まれ、東京育ち。幼少の頃、家族で夏を海辺で過ごすことが多かったおかげで海の生き物に興味を持つ。当時の愛読書は学研の海の生き物図鑑。遊園地よりも水族館が好きだった(現在も)。日本で某理系大学卒業後しばらく社会人生活を送っていたが、観光で訪れたミッドウェイ環礁で出会った研究者達に触発され、復学を決意。海洋生物学を学ぶためハワイ大学に編入。卒業後大学院に進学し、結婚・出産後も子育てしながら学生生活を満喫中。専門は海藻、特にハワイのアオウミガメの食べる海藻について研究中。プランクトンからクジラまで、大好きな海の生き物たちの話を皆様とシェアできたらと思っております。...

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コア・ハオレ

コア・ハオレ コア・ハオレ(ダイヤモンド・ヘッド) コア・ハオレ(ハワイロア・リッジ) コア・ハオレは、中南米原産のマメ科の灌木です。 家畜の飼料、薪、侵食の制御、土壌の質の向上、コーヒーやココアのプランテーションに木陰を作るためや、種子をネックレスにするなどの様々な目的のために世界各地に移植されました。 現在は、熱帯/亜熱帯の広い地帯で帰化植物になっています。 ハワイには、1830年頃に、グアムもしくはフィリピンから移入されたとされています。 今日はすべての主要な島々の乾燥した標高0~350mに広く分布します。     葉は鳥の羽のような羽状複葉で、細い卵形の小葉は、長さ6~19mm、幅1.5~5mmです。 花は淡い緑色もしくは白色で、耳かきの梵天に似ています。 さやは長さ8~18cm、幅約2cmです。コア・ハオレという名は、葉や花が固有種のコアに似ていることに由来します。 「ハオレ」は、ハワイ語で「外来の」という意味です。     高タンパク質なので家畜の飼料になりますが、タンパク質の5%にミモシンというアミノ酸を含み、これを馬や豚が摂取すると脱毛などの障害をきたします。 牛は、馬や豚よりは耐性がありますが、それでも飼料の半分がコア・ハオレであることが半年間続いたら、脱毛や病気になるといわれています。     日本語名:ギンネム 学名:Leucaena leucocephala 分類:マメ科ギンネム属 その他:外来種 powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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ノコギリエイの話

品川アクアスタジアムのノコギリエイ 2週間弱の日本滞在を終え、ハワイに戻って参りました。 前回、滞在中にエプソン品川アクアスタジアムを訪れたとお話ししましたが、今回も引き続き、アクアスタジアムで見た海の生き物のお話をさせて頂きたいと思います。 前回は娘が気に入ったチンアナゴですが、今回は私が一番気に入ったノコギリエイです。   ノコギリエイは、ノコギリエイ目ノコギリエイ科の魚で、名前の通り口の先にノコギリ状の吻(ふん)と呼ばれる器官が突出しているのが最大の特徴です。 英語名は”Sawfish”(ソーフィッシュ)で、sawとはノコギリのことです。 ノコギリ型の吻は、大型の個体の場合、吻だけでも1m以上になることもあります。 吻の下側にはたくさんの電気受容器があり、金属探知機のようにして砂の中にいる獲物を探します。 また、餌の魚を叩いて捕まえたり、敵を追い払うのに使われることもあります。   ノコゴリエイは大型になる種が多く、小さい物でも1.5m、最大で7mにもなります。 アクアスタジアムでは、トンネル型の大型水槽の中で一番小型のドワーフ・ソーフィッシュと大型のラージトゥース・ソーフィッシュが飼育されています。 私達が訪れた時は、トンネルの天井にラージトゥース・ソーフィッシュが張り付いていて、その大きな体を腹側からじっくり観察することができました。 とっても面白い「顔」(実際は目のように見えるのは鼻の穴です)をしていましたよ。 powered by Aloha Sound(ハワイアンミュージックダウンロードサイト) ライター:Mahealani 東京生まれ、東京育ち。幼少の頃、家族で夏を海辺で過ごすことが多かったおかげで海の生き物に興味を持つ。当時の愛読書は学研の海の生き物図鑑。遊園地よりも水族館が好きだった(現在も)。日本で某理系大学卒業後しばらく社会人生活を送っていたが、観光で訪れたミッドウェイ環礁で出会った研究者達に触発され、復学を決意。海洋生物学を学ぶためハワイ大学に編入。卒業後大学院に進学し、結婚・出産後も子育てしながら学生生活を満喫中。専門は海藻、特にハワイのアオウミガメの食べる海藻について研究中。プランクトンからクジラまで、大好きな海の生き物たちの話を皆様とシェアできたらと思っております。...

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ハワイのトレイルその14~カワイコイ・ストリーム(カウアイ島)

カワイコイ・ストリーム 靴を脱いでカワイコイ・ストリームを渡る 水かさが高くて渡れない場合は、無理をせずにあきらめます ループトレイルの高台から見下ろすカワイコイ・ストリーム カウアイ島のコケエ州立公園内を流れるカワイコイ・ストリーム沿いを歩く、たいへん美しいハイキングコースです。 渓流沿いにあるカワイコイ・キャンプ場からスタートします。 まずはキャンプ場からモヒヒ・ロードを左に進み、靴を脱いでカワイコイ・ストリームを渡ります。 川の水かさが低いときは楽に渡ることができますが、もし水かさが高い場合には、残念ながらあきらめるしかありません。     川を渡ってしばらく進むと、左にカワイコイ・ストリーム・トレイルの入り口があります。 入り口から左に鋭く曲がり、杉林のなかを進むと、川を見下ろす場所にでます。 ここからは、とても気持ちのよい川沿いの道が続きます。 大自然の中、ハワイ固有の野鳥や植物をたくさんみることができるので、興味がある人は図鑑を片手に観察しながらゆっくり歩くと良いでしょう。       入り口から1.2kmほど進んだところで、道が二つに分かれます。 ここからがループトレイルになります。ここでは右に進むことにします。 道は登りになります。 左手に川を見下ろす素晴らしい眺めが楽しめます。 やがて道は急な下りになり、再び川に戻ります。 川を渡って対岸にいき、さらにすぐもう一度渡って進むと、先ほどのループの分岐点に戻ってきます。 あとは来た道を戻ります。   場所:ハエナ(カウアイ島) コース:セミループ 往復距離:4km 高低差:37m powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...