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ハワイのトレイルその18~ハワイロア・リッジ(2)

トレイルから見た南側 コーピコ 山頂から見たウインド・ワード ハワイロア・リッジ(1)の続きです。   尾根の左側を歩いたり、再び尾根上に戻ったりして、いよいよトレイルの終盤になります。 終盤は、コオラウ山脈の頂上に向けての急な上り坂です。 この辺りには、コーピコやマウンテン・ナウパカなどのハワイ固有の植物が自生していますので、休憩がてら探してみましょう。 後方右手にはココ・クレーターとココ・ヘッドが、左手にはダイヤモンド・ヘッド、ワイキキ、遠くにはワイアナエ山脈が見えます。     登るにつれて傾斜がさらに急になります。 一部は階段になっていたり、補助ロープが設置されたりしています。 やがて山頂に到着します。 山頂の標高は768mです。 山頂からは、島のウインド・ワード(貿易風の風上側)を見下ろす素晴らしい眺めが望めます。 帰りは、来た道を戻ります。     ハワイロア・リッジは、地元で人気のあるトレイルです。 ハワイロア・リッジに入る前にはセキュリティーゲートがあり、ここで係員にハイキングに行くという事を伝えて、代表者の身分証明書を見せて、入場者全員の氏名を記入する必要があります。 また駐車スペースに限りがあり、すでに駐車場が満車の場合には入場できません。 私も過去に2度ほど入場できずにあきらめたことがあります。   おわり 場所:ココ・ヘッド(オアフ島) コース:往復 往復距離:8.0km 高低差:457m powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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ハワイのトレイルその17~ハワイロア・リッジ(1)

ハワイロア・リッジ・トレイル トレイルの入り口 ウーレイ オアフ・アマキヒ   ワイキキからハワイ・カイへ向かう途中の高台にある住宅地、ハワイロア・リッジの奥からスタートして、 尾根を歩いてコオラウ山脈の山頂に達するトレイルです。 ワイキキから行く場合、カラニアナオレ・ハイウェイを東に進み、アイナ・ハイナ・ショッピングセンターを過ぎてすぐにプウ・イケナ・ドライブという道を山側に登ります。 登りきってプウ・イケナ・ドライブが終わったところに駐車場がありますのでここに駐車します。 バスで行く場合は、1番バスでプウ・イケナ・ドライブで降りて、 徒歩でプウ・イケナ・ドライブを登ります。 バス停からトレイルの入り口までは3kmほどです。   駐車場のすぐ近くにトレイルの入り口があります。 ハワイロア・リッジの尾根を歩いて行きます。 スタートして間もなく、ウーレイ、プーキアヴェなどのハワイ土着の植物の姿が見られます。 岩の多い侵食された箇所を過ぎて、比較的平坦な尾根を進みます。 この辺りではラマ、アココ、イリマなどの植物が自生しています。   やがて道は登りになり、今度はグアバの林が長く続きます。 グアバの林が終わると道は急な下りになります。 尾根の左側を歩きます。 コア、オーヒアの木が現れ始めます。 オーヒアの花の蜜を吸うオアフ・アマキヒの姿をみるとができるかもしれません。     (2)につづく powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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ハワイのトレイルその16~サーストン・ラバ・チューブ(ハワイ島)

トレイル ラバ・チューブの内部 アパパネ サーストン・ラバ・チューブは、ハワイ火山国立公園の中でも多くの人が訪れる場所の一つです。 国立公園の入園ステーションをすぎてすぐ左に曲がり、クレーター・リム・ロードをしばらく進んでもう一度左折し、キラウエア・イキ・オーバールックをすぎるとすぐに駐車場があります。 サーストン・ラバ・チューブの入り口は、駐車場のすぐ向かいにあります。     トレイルはループになっていますので、入り口から左右どちらにでも行くことができます。 トレイルを進むとやがてラバ・チューブ(溶岩チューブ)の入り口に到着します。 数百年前に溶岩が流れた後にできたこの溶岩チューブは、1913年に地元の新聞出版者であるローリン・サーストンによって発見されました。 数分でラバ・チューブは終わり、再び外に出ます。 やがて元来た場所に戻りループの終了です。   ハワイ火山国立公園の中でも特に人気のある場所ですので、昼間は車や観光バスがやってきて多くの人で賑わいます。 鳥の声が響き渡る静かな雨林を味わいたい人は、早朝に行くことをお勧めします。 高い確率でアパパネ、アマキヒ、エレパイオ、オマオ等の野鳥の姿をみることができるでしょう。   場所:ハワイ火山国立公園(ハワイ島) コース:ループ ループ距離:0.5km 高低差:15m powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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ハワイのトレイルその15~マノア・フォールズ(2)

アカハラシキチョウ マノア・フォールズ・トレイル マノア・フォールズ マノア・フォールズ(1)の続きです。     トレイルでは、ククイ、ハウ、カエンボク、グアバ、マウンテン・アップルなどの木が生い茂っています。 また、アカハラシキチョウの美しい歌声を聞いたり、姿を見ることもできるでしょう。 アカハラシキチョウは、ヒタキの仲間で、全長23~28cm。 黒い羽、長い尾、オレンジ色の腹部と大きくてメロディアスなさえずりが特徴です。 オアフ島には、1940年にマレーシアから持ち込まれました。     入り口から1.6kmほどで滝に到着します。 滝の水量は、そのときの雨量によって大きく変わります。 雨が少ないときにはわずかに水が滴っている程度の場合もあります。 雨がたくさん降ったあとには立派な滝が出現します。     滝の眺めを楽しんだ後は、帰りは、来た道を戻ります。 滝の50mほど手前に分岐点があり、左にトレイルがあります。 多くの人がこの先がどうなっているのか気になって少し進んでみたりしますが、このトレイルはアイフアラマ・トレイルといって、 ずっと進めばタンタラス山やヌウアヌ・オーバールックに行くことができますが、 ちゃんと道を知っている必要があります。   おわり   場所:ホノルル(オアフ島) コース:往復 往復距離:3.2km 高低差:119m powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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ハワイのトレイルその15~マノア・フォールズ(1)

マノア・フォールズ・トレイル ライアン樹木園 トレイルの入り口付近 ハワイ大学のマノア・キャンパスがあることで知られる、 マノア・バレーの奥部にあるトレイルです。 トレイルの最終地点には滝(マノア・フォールズ)があります。 ワイキキからトレイルまで車で15分程度で気軽に行けるので、 観光客にも人気のあるスポットです。 アラモアナ・センターから5番バスで行くことも可能です。 コースはファミリー向けで、所要時間は往復一時間ほどです。 大変人気のあるハイキングコースなので、 人が少なくて駐車場も空いている早朝に出かけるのがベストでしょう。     トレイルの入り口近くには、ライアン樹木園 (Lyon Arboretum)という、ハワイ大学が管理している広大な植物園があります。 ここもお勧めの場所ですのでまた別の機会に紹介したいと思います。     パーキングロット近くにあるトレイルの入り口からスタートしてすぐ、アイフアラマ・ストリームにかかる小さな橋を渡ります。 ここから先は、道がぬかっていて滑りやすいことも多いので、足下に注意が必要です。 トレイルは、ワイヒ・ストリームの渓流沿いの熱帯雨林のなかを進みます。   (2)につづく powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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コア・ハオレ

コア・ハオレ コア・ハオレ(ダイヤモンド・ヘッド) コア・ハオレ(ハワイロア・リッジ) コア・ハオレは、中南米原産のマメ科の灌木です。 家畜の飼料、薪、侵食の制御、土壌の質の向上、コーヒーやココアのプランテーションに木陰を作るためや、種子をネックレスにするなどの様々な目的のために世界各地に移植されました。 現在は、熱帯/亜熱帯の広い地帯で帰化植物になっています。 ハワイには、1830年頃に、グアムもしくはフィリピンから移入されたとされています。 今日はすべての主要な島々の乾燥した標高0~350mに広く分布します。     葉は鳥の羽のような羽状複葉で、細い卵形の小葉は、長さ6~19mm、幅1.5~5mmです。 花は淡い緑色もしくは白色で、耳かきの梵天に似ています。 さやは長さ8~18cm、幅約2cmです。コア・ハオレという名は、葉や花が固有種のコアに似ていることに由来します。 「ハオレ」は、ハワイ語で「外来の」という意味です。     高タンパク質なので家畜の飼料になりますが、タンパク質の5%にミモシンというアミノ酸を含み、これを馬や豚が摂取すると脱毛などの障害をきたします。 牛は、馬や豚よりは耐性がありますが、それでも飼料の半分がコア・ハオレであることが半年間続いたら、脱毛や病気になるといわれています。     日本語名:ギンネム 学名:Leucaena leucocephala 分類:マメ科ギンネム属 その他:外来種 powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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ハワイのトレイルその14~カワイコイ・ストリーム(カウアイ島)

カワイコイ・ストリーム 靴を脱いでカワイコイ・ストリームを渡る 水かさが高くて渡れない場合は、無理をせずにあきらめます ループトレイルの高台から見下ろすカワイコイ・ストリーム カウアイ島のコケエ州立公園内を流れるカワイコイ・ストリーム沿いを歩く、たいへん美しいハイキングコースです。 渓流沿いにあるカワイコイ・キャンプ場からスタートします。 まずはキャンプ場からモヒヒ・ロードを左に進み、靴を脱いでカワイコイ・ストリームを渡ります。 川の水かさが低いときは楽に渡ることができますが、もし水かさが高い場合には、残念ながらあきらめるしかありません。     川を渡ってしばらく進むと、左にカワイコイ・ストリーム・トレイルの入り口があります。 入り口から左に鋭く曲がり、杉林のなかを進むと、川を見下ろす場所にでます。 ここからは、とても気持ちのよい川沿いの道が続きます。 大自然の中、ハワイ固有の野鳥や植物をたくさんみることができるので、興味がある人は図鑑を片手に観察しながらゆっくり歩くと良いでしょう。       入り口から1.2kmほど進んだところで、道が二つに分かれます。 ここからがループトレイルになります。ここでは右に進むことにします。 道は登りになります。 左手に川を見下ろす素晴らしい眺めが楽しめます。 やがて道は急な下りになり、再び川に戻ります。 川を渡って対岸にいき、さらにすぐもう一度渡って進むと、先ほどのループの分岐点に戻ってきます。 あとは来た道を戻ります。   場所:ハエナ(カウアイ島) コース:セミループ 往復距離:4km 高低差:37m powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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ハワイのトレイルその13~カイヴァ・リッジ(オアフ島)

トレイルの入り口 トーチカから見たラニカイ・ビーチ トーチカから見たカイルア・ベイとウインドワード 有名なラニカイ・ビーチの背後に盛り上がった、ケオル・ヒルズという丘に登るトレイルです。 丘の上からは、ラニカイ・ビーチや、ウインドワードの海岸の素晴らしいパノラマを展望できます。 地元では大変人気のあるハイキングコースです。 観光客の姿もよく見られます。 登り口は、カイルアのミッド・パシフィック・カントリー・クラブというゴルフ場の近くにあります。     トレイルは、まずはコア・ハオレが茂る浸食された急な坂道を上ります。 やがてコア・ハオレはなくなり、景色が開けてきます。 しばらく行くと道が「Y」の字状に二つに分かれます。 右へ進みます。 狭い崖の上を、海を左手に見下ろしながら進み、第二次世界大戦時に使われたトーチカ跡を通り過ぎます。     小さい丘をいくつか越えると、二つ目のトーチカ跡があります。 トーチカの上に登ると、360度の景色を眺めることができます。 西から時計回りにカイルア・ベイ、ラニカイ・ビーチ、マナナ・アイランドとマカプウ岬、カエレプル・ポンド(池)の向こうにオロマナ山とコオラウ山脈が見えます。 帰りは来た道を戻ります。   場所:カイルア(オアフ島) コース:往復 往復距離:4.5km 高低差:177m powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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ハワイのトレイルその12~カララウ(カウアイ島)

トレイルから眺めるナ・パリ・コースト トレイルから見下ろすハナカピアイ・ビーチ。手前の植物はハラ、ティ、ビーチ・ナウパカ等 ハナカピアイ・ストリーム カウアイ島の北西部、 ハイウェイ560の最終地点にあるケエ・ビーチから、車では行くことができないハナカピアイ・ビーチまで行くコースを紹介します。 ケエ・ビーチの駐車場の南側にトレイルの入り口があります。 とても人気のある有名なトレイルですので、沢山の他のハイカー達と同行することになるでしょう。     トレイルは、始まるとすぐに急な上り坂になります。 道沿いではハラ、ティ、ビーチ・ナウパカなどの植物を見ることができます。 800mほど行くと、ケエ・ビーチやナ・パリ・コーストを見下ろす見晴らしのよい場所に出ます。     2.5kmほど行くと、 道はハナカピアイ・ストリームへ向けて急なスイッチバックの下りになります。 下ってハナカピアイ・ストリームを岩伝いに渡ると、 ハナカピアイ・ビーチに到着します。 ハナカピアイ・ストリームは、特に水量が多いときには注意して渡る必要があります。 渡り終わると左手にもトレイルがありますが、 こちらはハナカピアイ・フォールズへと続くトレイルです。 ハナカピアイ・ビーチで景色を楽しんで、帰りはきた道を戻ります。   場所:ハエナ(ハワイ島) コース:往復 往復距離:6.4km 高低差:323m powered by ロイヤルグリーン ライター:Haya こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。...

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オナガカエデチョウ

オナガカエデチョウは、アフリカ原産の小型の鳥です。 今日ではアフリカ以外の多くの地域に移入されて定着しています。 ハワイでは、1970年代後半にオアフ島で最初に確認されましたが、はっきりとした移入の時期はわかっていません。現在オアフ島にはたくさんすんでおり、山間の森林地帯にも分布を広げています。 オアフ島以外にも、ハワイ島のカイルア・コナ、カウアイ島のポイプ、マウイ島中央部の平原などで個体数を増やしています。 全長10cm、雌雄ほぼ同色。 ハワイで最も小型の鳥のひとつです。 体は黒い細い縞が全体に入った、灰色を帯びた淡い茶色です。 尾は黒色、目の周りと嘴は赤色です。 野原や沼沢地などを大きな群を作って移動します。 地面もしくは草の上で草の種子などを食べます。 小さな茂みにドーム型の巣を作ります。 ワイキキ近辺でも、カピオラニ公園やダイヤモンド・ヘッドなどでたくさんみることができます。 カピオラニ公園内にあるホノルル動物園のアフリカン・サバンナのセクションは、アフリカが原産のこの小鳥を観察するには最適の場所と言えるでしょう。 日本語名:オナガカエデチョウ 英語名:common waxbill 学名:Estrilda astrild 分類:カエデチョウ科カエデチョウ属 その他:外来種...