カノコバト

カノコバト

カノコバトは、インド、中国、フィリピン、インドネシアなどが原産のハトです。ハワイには1800年代の半ばに移入されました。ハワイでは町中でも郊外でもよく見ることができる鳥です。在来植物の森にも生息します。ハワイの主な島々の、標高約2,400mまでの地域に広く分布します。町中では人に慣れていますが、同じくハワイで一般的に見られるチョウショウバトよりは警戒心が強いようです。

 

カノコバト

カノコバト

全長31cm、雌雄同色。チョウショウバト(全長20cm)よりも大きいので簡単に見分けることができます。体は灰色か、灰色がかった茶色です。頸の後ろ側が黒く、日本語名にあるカノコ(鹿の子)の通り、白い斑点が散在します。若鳥にはこの模様はありません。眼球の虹彩は赤色で、足はピンクです。

 

カノコバト

カノコバト

 

主な食べ物は植物の種子です。木や茂みに小枝で巣を作ります。繁殖は通年行われ、1回に1~2個の白い卵を産みます。英語名の Spotted Dove は、「斑点があるハト」という意味です。ハワイの地元では Mountain Dove(山のハト)と呼ばれることもあります。さらにハワイでは、その鳴き声から「エカホ(Ekaho)」と呼ばれることもあるそうです。

 


こんにちは、Hayaです。ご存知の通り、ハワイの大きな魅力の一つは、海山ともに恵まれた大自然です。ワイキキの街中からすぐ近くのビーチでもハワイアン・モンク・シールがお昼寝していますし、車でわずか30分も山側へゆけば、そこはハワイ固有のミツスイたちの生息地だったりします。そんなハワイのかけがえのない自然を題材にして書いていこうと思います。ときにはフラのイラストも交えつつ、ハワイの伝説や神々にもスポットを当てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。