色とりどりのプルメリアの花たち
プルメリアは、丈夫で繋ぎやすく香りの良いレイフラワーとして、または見栄えの良い庭木として、ハワイで最も人気のある植物の一つです。ハワイでの人気の高さと数の多さから、ハワイ原産の植物だと思われることが多いのですが、メキシコやグアテマラなどの熱帯アメリカが原産です。生長は遅いとはいえ栽培しやすい木で、折った枝から育てることができます。低地から標高1,000mくらいまでのいたるところに植えられています。
フォスター植物園に現存する、ヒレブランドによって植えられたプルメリア
ハワイには1860年に、植物学者ウィリアム・ヒレブランド(William Hillebrand)によって持ち込まれました。ヒレブランドによって植えられたプルメリアの木が、ホノルル市内のフォスター植物園に現存します(画像2)。当時ヒレブランドは、この地で暮らしたのだそうです。
ココ・クレーター植物園のプルメリア園
プルメリアには、さまざまな交配種があります。近年はハワイ大学によって交配が行われていて、多くのバリエーションは自然交配から派生したものであるそうです。オアフ島西部にあるココ・クレーター植物園には、プルメリア園があり、さまざまな品種のプルメリアを見ることができます。
レイ・レインボー(Lei Rainbow)という品種のプルメリア
日本語名:―
ハワイ語名:pua melia
英語名:plumeria
学名:Plumeria L.
キョウチクトウ科(Apocynaceae)インドソケイ属(Plumeria)
外来種(alien)
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「画像1」色とりどりのプルメリアの花たち
「画像2」フォスター植物園に現存する、ヒレブランドによって植えられたプルメリア
「画像3」ココ・クレーター植物園のプルメリア園
「画像4」レイ・レインボー(Lei Rainbow)という品種のプルメリア