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ウーリリ(メリケンキアシシギ)

バードウォッチングinアラモアナビーチパーク~その1のつづきです。

水辺では、8月から4月にかけて、アウクウの他にウーリリ(メリケンキアシシギ)の姿も見ることができるかもしれません。ウーリリは、アラスカや東シベリアで繁殖し、南カリフォルニア、ハワイを含めた太平洋諸島、オーストラリアなどで越冬する渡り鳥です。澄んだ声で「トゥーリッリッリッ」と繰り返して鳴きます。

マヌオクー(シロアジサシ)

マヌオクー(シロアジサシ)

同じ時期の芝生エリアやパーキングロットでは、同じく渡り鳥のコーレア(ムナグロ)が虫を探して歩き回っている姿も見ることができるでしょう。また、上空では『ホノルル市の鳥』であるマヌオクー(シロアジサシ)が単独もしくはペアで軽やかに飛んでいるかもしれません。

アケケケ(キョウジョシギ)

アケケケ(キョウジョシギ)

アラモアナビーチパークに隣接して、マジックアイランド(Magic Island)と呼ばれる人工の半島があります。芝生になっていて、地元の人たちのピクニックの定番スポットの一つです。このマジックアイランドの海沿いや、先端にあるラグーンでは、8月から4、5月の間、アケケケ(キョウジョシギ)という渡り鳥が数羽の群れで食べ物を探している姿が見られるでしょう。アケケケは、嘴で小石をひっくり返して、その下にいる虫や甲殻類を探して食べます。

おわり

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「画像1」ウーリリ(メリケンキアシシギ)

「画像2」マヌオクー(シロアジサシ)

「画像3」アケケケ(キョウジョシギ)