アラモアナセンターから大通りを挟んだ向かい側に800m以上続くアラモアナビーチ。そのビーチを囲むように整備されているのが、アラモアナビーチパークです。地元の人たちの間で最も人気のある公園の一つで、週末には海水浴、ピクニック、バーベキュー、テニス、ジョギングなどを楽しむ家族連れで賑わいます。そんな市民の憩いの場であるアラモアナビーチパークは、野鳥観察の好ポイントでもあります。
ビーチパーク内では、カワラバト、チョウショウバト、カノコバト、イエスズメ、メキシコマシコ、シリアカヒヨドリ、メジロ、コウカンチョウ、ブンチョウ、インドハッカ、オナガカエデチョウなどの野鳥を、簡単に見つけることができるでしょう。
以上の鳥はすべて外来種ですが、アラモアナビーチパークには元からハワイに暮らしている在来種もいくつか生息しています。公園内には池があり、小川が流れています。この水辺では、アウクウ(ゴイサギ)がじっと魚を探している姿を見ることができるでしょう。もし川で魚釣りをしている人がいれば、その釣り人のそばに寄って来て、釣り上げた魚をもらえることを期待してじっと待っていたりします。アウクウは、大昔に自力でハワイにたどり着いたと考えられています。
その2につづく