ココ・クレーター・トレイル

ココ・クレーター・トレイル

 

オアフ島東部にあるココ・クレーターの縁の頂(368m)まで登るトレイルです。ココ・クレーターは、ダイヤモンド・ヘッドと同じように、噴火によって吹き積もった火山灰が固まってできた凝灰岩丘(タフコーン)です。クレーターができたのは約1~5万年前だと考えられています。

 

 

ハナウマ・ベイとココ・ヘッド(ココ・クレーター山頂より撮影)

ハナウマ・ベイとココ・ヘッド(ココ・クレーター山頂より撮影)

ココ・クレーターのすぐ南西には有名なハナウマ・ベイがあり、その先にはココ・クレーター同じく凝灰岩丘であるココ・ヘッドがあります。ココ・クレーターのことをココ・ヘッドと呼ぶ人が沢山いますが、誤りです。ただし、ココ・クレーターを含めた一帯は、ココ・ヘッド地区公園(Koko Head Regional Park)の領域になります。クレーターの内側は、植物園(Koko Crater Botanical Garden)になっています。

 

 

山頂に残る機材

山頂に残る機材

ココ・クレーターは、上空から見ると蹄鉄のような形をしています。クレーターの頂上には、第二次世界大戦時に建てられた、軍の施設の跡が残っています。クレーターの南西側の麓から頂(蹄鉄でいうとつま先部分)までの斜面に、大戦当時に敷かれたレールがあります。このレールを往復するのが今回紹介するトレイルです。かなりの運動量になるため、地元ではエクササイズやトレーニングのためのコースとしても人気があります。

その2につづく